About

Living True, Beyond Borders.

境界線を越えて、本当の自分を生きる。


「なんか、袋小路になってない?」

記者、経営者、妻、母として。
ずっと、「役割」を生きてきた。それが自然だと思っていたから。

苦しくなってきたのは、娘が生まれた頃。
自分が子どもにかける言葉、不意をつく発言、行動。

それらが——記者時代に「学び」として得た多様な生き方とはずいぶん違って、窮屈になっている感覚があった。

今、考えると、母・妻・社会人、そして高齢になる母の娘…と役割が増えすぎる女性の人生の難しさだと思う。

キャリアコーチング、愛着理論の勉強、脳科学、心理学。神経科学…。それまでのキャリアで追及したマーケティングや社会学とは違う学びを英語も使いながら深めて、今ならわかる。


「普通」の外側を選んだはずなのに

キャリアのスタートは新聞記者。沖縄で生まれ育ち、横浜から帰ってきて琉球新報の記者になった。

取材で出会う人たちは、みんな何かのBorderを越え、発信しているから「取材対象」になる。

国境、文化、世間の目、常識、自分自身の限界。

枠の外に出て、声を上げて、何かを良くしようとしていた。


スクールを経営して、葛藤した

記者を辞めた後、英会話塾とダンススクールを経営していた。

子どもたちと向き合い、個性的な表現、成長を応援する日々は楽しかった。
100人以上の生徒に出会い、時々、進路相談にも乗った。

親御さんとも話す中で、それぞれの子育てと、その不安や迷いを垣間見た。

同時に何年も、教育事業の面接官として中学生・高校生を選考する側も勤めている。

子どもの成長の場に長くいると、子どもは成長と共に、進路選択という関門を通して、どんどん「普通」の枠に寄せられていくのが手にとってわかる。既にある選択肢のなかから選ぶのが“進路”だから。

でも、もう「個」の時代。面接も「普通」では選ばれにくい。
AIが出てきて私自身の仕事の意義も根底から覆されている現代で、「既存の価値観」に捉われると足元を掬われる。

新聞記者上がりのマーケター、社会人として感じる——時代の変化と、育成・教育現場の進化のギャップはとっても大きい。


私自身も、アメリカ人のパートナーとの出会いで、境界線を越えていたはずだった。
けれど、日本社会での生活が長くなると、だんだんと同化してくる。

ハッとしたのは、ミックスルーツの子どもを自分が育て始めたとき。

社会が私たちに渡し始める「普通」の輪郭に焦った。

私自身も娘にどんな「普通」を押し付けそうになっているか、メタ認知し始めた。

これからの時代に、娘が娘の人生を、自信を持って生きるには?

問いがグルグル。
葛藤した。

習い事スクールを経営していたから確信したこともあって、子はどんなに手をかけても

10代を過ぎる頃から時代の波に馴染んで、一人で歩んでいく。
それが親の期待の延長線だろうと、なかろうと。

子どもが「本当の自分」を生きるためには、親が「本当の自分」を生きている姿を見せるしかない。


葛藤の先に見えたもの

そうして、自分の事業を持ち出すと、点と点がつながった。

記者時代に磨いた「言語化する力」。
国際結婚で得た「枠を越える視点」。
スクール経営で向き合った「子どもと親の関係性」。
マーケターとして培った「戦略的に動く思考」。

全部、同じ落とし所に行き着く。

「本当の自分を生きる人を増やす」

救済というよりは、設計で。

感情に寄り添うからこそ、論理と戦略で「自律できる構造」をつくる。

それが今の私の仕事だ。


今、やっていること

Englobal Academy
中高生のグローバル教育・Well-beingプログラム。「好き」を人生の生存戦略に変える場所。

My Blueprint
中高生のアイデンティティを深掘りして、変容のプロセスを記した「自律の設計図」を一緒につくる。

おうち英語
未就学児の親子が、家庭の中でバイリンガル環境をつくるためのサポート。

リトリート×リブランディング
沖縄に来て、立ち止まって、自分と事業を見つめ直したい経営者・起業家のための壁打ちプログラム。


きっとあなたも何かの「枠」の内側、縁のギリギリに立っているのかもしれない。

越えていい。

その先に、新しい「本当の自分」がいる。


東江亜季子 / Akko Agarie
元琉球新報記者|教育事業家|マーケター
沖縄在住|著書『私のポジション「沖縄×アメリカ」ルーツを生きる』